ママになりたい!

未婚でシングルマザーを目標に、アラフォーで不妊治療→出産しました!

入院へ ~出産レポ②~

24時間の前駆陣痛に耐え、日付がかわった11月2日。
陣痛の間隔が急に10分弱の等間隔になった。
痛みも強くなってきている気がする。
 
また夜中なのでタクシーは使えないので、
彼に連絡して来てもらう。
(彼も自宅から片道50分くらいかかる)
彼に連絡して、すぐに病院に電話。
 
電話対応してくれた助産師さんに説明すると、
「1~2時間様子みて、もう一度、電話してください」とのこと。
まぁ、彼が着くのに1時間弱かかるから、
「わかりました」と返答。
 
彼が到着するまでに、
痛みはどんどん強くなり、
間隔は5~6分になる。
 
彼が到着すると、すぐに病院に電話し、病院に向かう。
 
病院まで普段の運転では40分くらいだが、
田舎の山道運転だと体に響くので、
痛みがある時には路肩に一時停止してもらってたら1時間かかった。
 
入院1日目
 
深夜3時頃、産院に到着。
 
病院に着くと、陣痛室に案内される。
分娩台に上げられ、助産師さんの診察で、子宮口の確認。
(分娩台って高い!!怖い!!)
「ん~、まだ1cmないくらいかな~」と。
 
かなり痛みが強くなってたので、ワタシはかなりがっかり。
出産までこれからまだまだ先なんだ~って途方に暮れる。
NSTで、陣痛間隔を測るとやはり5~6分間隔なので、
そのまま入院が決定した。
とりあえず、帰れと言われなくて、ホッとした。
 
大部屋希望だったワタシ。
夜なので、陣痛室のベットを使ってていいよと言われ、朝になるまで待つ。
痛みの度に「痛い~~~!!!痛いよ~~~!!!」と絶叫。
隣がナースステーション。
そして、ナースステーションを挟んで新生児室。
新生児室からは赤ちゃんたちの全力の泣き声が聞こえる。
確実に赤ちゃんたちよりうるさいであろう、ワタシの絶叫。
 
痛みが来るのがわかってる。
1分もせずに、痛みが去るのもわかっている。
でも、この1分弱の数十秒が耐え難い痛み。
 
助産師さんにテニスボールをもらうけど、
ちょうど良いポジションがわからないし、
イライラしてしまうので、ヤメ。
 
どうやってこの痛みを耐えたらいいのか、わからない。
超絶、叫びまくってたワタシに、助産師さんが
「横になって背中を丸めておへそを見て、ゆっくり息を吐いてね」と。
叫ぶのをやめて、息を吐くことに集中すれば、痛みは少し和らぐ。
でも、息に集中できないくらい痛いよ。。。
(結局、叫んでた)
 
無痛分娩処置
 
朝になり、大部屋(3人部屋)へ移動。
彼は荷物を運んでくれ、帰宅。
自分のベッドでひとりで痛みに耐える。
 
朝食が出て、見れば豪華だ。
助産師さんたちは「体力勝負だから、なるべく食べてね」と。
食欲はないが、元来の貧乏性のため、
なんとか8割ほど食べる。
 
そして、先生の診察。
また、あの高い分娩台に乗り、子宮口の確認。
「おお!いい感じだね~。1cmくらいだね」
なぬ~!深夜3時から進んでないやん!!!???
バースプランで無痛分娩を希望していたワタシ。
再度、先生が「無痛分娩にしますか?」と聞かれ、
即答で「お願いします!!!」と答えました。(迷いなく!)
 
麻酔はまだ入れないが、 硬膜外麻酔の処置だけ済ませることに。
背中の脊髄の近くに細いチューブを入れておくと、
必要な時にそこから少しずつ麻酔を注入できるようになる。
最初に点滴の処置。
この時点で注射で泣きかけ。そして、3回もやり直しされる。。。
そして、表皮麻酔の注射。
背中を丸めて、助産師さん2名に押さえつけられる。
(ワタシが注射苦手で暴れるから)
見えないから、めちゃくちゃ怖い。
麻酔はすぐ終わったけど、
その後の硬膜外針が痛いのなんの!!!
でも、この先陣痛がどんどん痛くなるのを考えると、我慢だ!と思えた。
が、頭と違い、体は逃げて逃げて、何度かやり直し。
ワタシも号泣しながら、なんとか終えた。
 
大の注射苦手な私は、処置が終わった時点で、
もうお産が終わった気分で真っ白になってた。
ベットで抜け殻状態。
その後、NSTをしたけど陣痛は弱くなってしまっていた。
麻酔は必要なタイミングで入れるけど、今のままだと陣痛が弱いので、
ある程度の陣痛が戻るまで、麻酔なしで頑張ってねと先生に言われる。
 
部屋に戻り、陣痛は弱くなったけど、無くなったわけではないので、
陣痛の合間に昼食を摂る。
豪華な昼食だが、味もわからないし、楽しめない。
 
前駆陣痛が24時間。
陣痛が来てから12時間が経過。
いつ終わるかわからないけど、
助産師さんの話では、無痛分娩の処置をしたので、今日中には産むことになるだろう
と言うことで、少し安心。
(つづく)