ママになりたい!

未婚でシングルマザーを目標に、アラフォーで不妊治療→出産しました!

つわりのメリット

つわりは本当にツラくて、しんどい。

でも、その時間に得れるものもあったような気もする。

 

体にこんなにも変化がなかったら、きっとワタシは

胎児のことは何も考えず、

今まで通り、体の動く限り働いて、

仕事に夢中で、

この苦しんだ1カ月以上の時間を、

何も考えずに過ごしてしまっていただろう。

 

自分で何もできなくなるくらい、ツラくなっていなかったら、

なんでも自分で解決しちゃう。

元々、一人で産んで育てる覚悟だったから、

多少のことは、我慢して誰にも相談できない。

でも、毎日毎日ツラくて苦しくて、

自分で何もできなくなると、

パートナーに愚痴る。

まぁ、彼に相談しても何もしてくれないのは最初からわかってるので、

相談にはならない。

ただ、自分の体調や状況を聞いてもらうだけ。

一緒に暮らしていないので、訴えないとこちらの状況を知ってもらえない。

最初は「妊娠は自分で望んだことでしょ」という態度だったパートナーだけど、

どれだけ動けない状況なのかを、

毎日、何度も愚痴っていると、徐々に理解を示してくれるようになった。

1カ月を過ぎるころには、こちらから何も訴えなくても、

体調や体を気遣ってくれる様子も時々見られた。

(男とは本当に鈍い生き物だよ。どんだけ時間かかるんだよ)

これも、つわりのような自分が苦しい状況下が長く続かないと、

ワタシのパートナーのようなニブチンには伝わらない自信がある!!!

(ワタシも基本的には弱音を見せたくないタイプだしね)

 

そして、つわりを紛らわすために、

ワタシとパートナーは『子供が生まれたら、何をしたいか』と、

なるべくポジティブな方向で話す機会を多くした。

つわりがツラすぎると、時々、妊娠しない方が良かったかも・・・

とか、しょうもないことを考えてしまうようになる。

不妊治療してたのにも関わらず・・・)

なので、気持ちを楽しくできないかな?と、

子供が生まれた後の妄想を一緒に沢山話した。

当初、彼はワタシが妊娠した実感もないし、

自分から妊娠のこと、子供のことなんて一切話題にすることもなかった。

でも、つわりを紛らわすためと、ワタシに協力するつもりで、

妄想トークに付き合ってくれたんだと思う。

つわりの期間によく妄想トークをしたことで、

徐々に、子供の話をすることが当たり前になっていった。

ワタシも彼に気を使って妊娠してからも子供の事とか

あまり話さなかったかもしれない。

(実際、妊娠発覚当時はちょっと話するのが怖かった)

今では、日常的に子供についてや、妊娠についての話が普通にできる。

また、妄想トークで彼の子供に対する考えを知ることができたし、

自分がどんな考えを持っているかを彼に伝えることもできた。

これも、つわりがもたらした恩恵だと思ってる。

 

こうやって、少しずつ赤ちゃんを産む準備をしているんだなぁ~。

妊娠期間が10カ月って長いようだけど、

その期間はすべて、子供の為に、親になるために、

きっと意味がある過程なのだろうな。